こんにちは!
みなさんは『臨床検査技師』という職業を知っていますか?
なんとなく…
検査をしているイメージがあるかな~
確かに、名前にある通り「検査」をメインに行っている職業です。
では、ここから臨床検査技師のお仕事を詳しく教えていきますね!
臨床検査技師は何をしているの?
臨床検査技師の多くは、病院やクリニックで働いています。
看護師と間違われることもありますが、仕事内容は全く異なってきます。
余談ですが…臨床検査技師は看護師と間違われると怒ります!笑(ぽの調べ)
医療機関以外だと、医療機器メーカーや試薬メーカーで働いている人もいます。
医療機関における検査の内容は大きく分けて、
「生理機能検査」と「検体検査」に分けられます!(すごくざっくりですが…)
では、その内容を分かりやすく説明していきます。
生理機能検査とは
生理機能検査は、患者さんとコミュニケーションを行いながら実施する検査です。
例えばですが…
健康診断で心電図検査を受けたことが皆さんあると思います。
その心電図検査を行っているのが、実は臨床検査技師なのです!
心電図検査は、波形を見ることで心筋梗塞などの心臓の異常を見つけることができる検査です。
その他の生理機能検査を以下にまとめて紹介します!
皆さんが聞いたことや、実際に受けたことがある検査はありましたか?
患者さんは不安な気持ちを抱えながら検査に臨むため、検査内容をしっかり伝えるとともに、
気持ちに寄り添い、声掛けやこまめな気遣いが生理機能検査では大切です。
検体検査とは
検体検査は、皆さんから採取した検体を検査しています。
検体っていっても
あんまりイメージが湧かないなぁ…
例を挙げるとすると、先ほど健康診断で心電図を行っていることを説明しましたが、
健康診断では採血もされますよね。
そして、その採血された血液検体を検査するのが、臨床検査技師の仕事です。
場所にもよりますが、採血も看護師ではなく、臨床検査技師が行っていることがあります!
皆さん、健康診断の結果が返ってきたときに、結果の数値が基準範囲内かどうか確認すると思います。
肝機能、中性脂肪、コレステロールの値…気になる項目がたくさんありますよね。
どの項目も、臨床検査技師が数値をチェックして、必要に応じて再検を行い、結果を出しています。
では、血液検査以外の検体検査にはなにがあるでしょうか?
聞いた事ある検査はありましたか?
この中でも、今回は一般検査について少し説明しようと思います。
一般検査って?
「一般検査」には、尿検査や便検査などが含まれています。
尿検査では、尿中の糖・潜血・蛋白などを検査しています。
より詳しい検査では、尿中の赤血球の数や、白血球の数、異型細胞などがないかを検査しています。
尿検査はあくまでもスクリーニング検査になるので、より詳しい検査をすることで
膀胱や腎臓、泌尿器系などの疾患を見つけることが可能です。
いつもと違うな?っと思ったら、病院を受診してみましょう!早期発見につながります!
便検査は、血液が混じっていないかを調べる「便中ヘモグロビン検査」や
「寄生虫検査」などが含まれます。寄生虫の種類にもよりますが、
イチゴゼリー状のなどの特徴的な便になることがあるので、覚えておいてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ここまで、臨床検査技師の仕事内容を紹介してきました!
一口に「検査」と言っても、様々な種類があることを理解してもらえたと思います。
もし、検査を受ける際には「この人が臨床検査技師なのか!」と覚えてもらえると
もっと臨床検査技師の認知度が高まるかなと思っています!笑
これからも、検査に関する情報を発信していくので、是非チェックしてみてください!